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ファドソレラミシ
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0428 2254
学部オリエンテーリングっつって日文のみんなで一泊二日仲良くなろうぜって奴だったんだ。
最初行きは良かったんだ。 でも途中から推薦組の奴らがなんか変なこと喋りだしたかと思ったらいつのまにか 「高校の頃に○○が皆にいじめられてて超おもしろかったwwww」 とか阿呆かと、帰れと。 しかもそのグループがそれで爆笑なわけよ。 もう萎え萎えだよ俺。今までいい奴かなとか思ってたのにもう最悪なテンションだよ。 「お前面白いわwwwww」 とかそいつただ悪口言ってるだけじゃねえか。 しかも浪人して南山来た奴がそのグループんなかに一人いてさ。 そいつがさ、それまでは仲良かったのに、 男子皆で旅館の一部屋に集まった途端いじりが始まるわけね。 「ぱしりーダージュースかってきてよwwww」とか 「お前14浪だろwwwwwwwwwwwめっちゃふけとるやんwww」 とか、もう浪人の子半泣きだよ。 「いじってるだけだしwwwあいつまじでノリとかしらねえのww」 なんて言ったとこで、相手がいじめだと思ったらいじめだろ。 俺ともう一人これおかしいだろと思ってる奴で彼をそこから連れてって談話ルームで朝三時まで避難した。 途中でそいつらが見に来て「うっわwwwwwww逃げろwwwww」とかさ。 偏差値たったの5でもないだろこいつら。 なんでこんな腐った奴らと一緒にいなきゃいけねえんだよ。 なんで皆で仲良くなれないんだ。 なんであいつらあれで笑えてるんだ。 |
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0423 0051
最後の日記からもう10日たってたのか。
大体パソコンの前に舞い戻ってくるのが11時ぐらいだから日記すらかけやしない。 こんな日記しかないページでも10人ぐらいは見てるってのがすごい。 ここを閉じずにいれば昔の知り合いがやってくるし、 一ヶ月前の高校の友達をもう懐かしく感じてしまう俺は、 間違いなく昔に弱い。 授業で古典が始まったんだけど、 高校の頃よりも面白い。 これを高校の授業でやれば皆古典が好きになるのは間違いないのに、 どうして先につまらないのを教えるんだろう。 基本がわからなければ駄目だといっても、興味を持たせればこっちは勝手にやるだろうに、 三年も無理やりやる必要なかったろう。 ただ受験が邪魔してたんだよ。 河合塾チューターのバイトは落ちたし。 自給1600円だという。 だから授業費はあんなに高かったのね! って恨みだすのは落ちた所為。 今は760円。 人と話さない仕事を選ぶとこういうことになる。 |
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0413 2157
予想以上に忙しい。
だけどおかげで月末には貯金が12万になりそうだよ。 欲しいベースは22~4万だからもうすぐだね。 一ヶ月で5万ぐらい入るはずなんだよ。休みが水曜しかないんだからね。 欲しい物があると結構いける。肩が痛い。 新しい友達が出来たはいいが、みんな女のことしか話さないのはどうにもつまらない。 あの子がかわいいこの子がかわいい、どのサークルに彼氏のいないかわいいこがいるかとか、 ありとあらゆるイベントに参加してる。 なんというか、出会いが目的っつうのは大丈夫なのかよとか、 ここまで思ったところで自分のベースについての姿勢を思い出すわけだ。 |
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0406 2008
授業が始まらないと本当に暇すぎてまだ春休みが続いてるんじゃないかと錯覚しちゃうね。
自由度が高い。本屋もあるしコンビニもあれば、食堂はもちろん旅行代理店まである。 特に本屋なんて入ると、今大学にいるのを忘れるほど。 同じ学部に160人いるんだけど、男はその内で20人しかいないし、 もちろん男とすらまともに話せてない。 中学一緒の奴ならわかると思うけど、長江なんたらって女子いたろ、 あれと同じ学部だったぞ。 完全に「ぜったいにはなしかけないでください」オーラがでてたから、 絶対に話しかけられないけど。 で、話を急に返るけど、部活の開く花見に行ってきたんだよ、軽音のね。 「向こうのほうに集まってるから座ってていいよ」 なんて先輩にうながされるまま青シートに入って、隣の新入生と話してた。 「学部は?」「経済だよ」「そうかそうか、よろしく」 みんなで写真まで撮ってさ、話を弾ませようとするわけだ。 「楽器何やってんの?」「がっき? 一学期とか?」 「はは、違うよ、ベースとかギターとか」「は?」 「ん? 軽音だろ?」「え? ここはイベントのサークルだよ?」 「は?」「ええ?」 「南山だよね?」「南山!? ここは中京だよ!」 南山の軽音どこいったんだよ。 |
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0401 0025
「バイト?」
「はい」 「大変だねえ」 耳の聴こえない人たちによる千手観音、みたいなのは、前からテレビでも見ていたから、 その運営のバイトにまわされた時は9500円もする入場券をタダでもらったような気になって…… というような気分ももう最初の二日程度の話で、バイトも5日目に回ってくると、 前も書いた通り、どうせ見ることができないのはわかりきってしまっていて、 やっぱり予想通り、音も微かにしか聞こえない楽屋口の前、 一人トランシーバーを握って座る作業を五時間も続けてる。 今は、携帯の電波も届かないし、ろくな警備の仕事もない、意識を朦朧とさせていた頃現れた、 観客の帰りを待つバスの運転手二人と、暇を一緒に味わってる。 「いいとこじゃない」 年配の運転手が言う。 「そうですか」 「そこはお嬢様学校だったなあ? 女の子が可愛いんや」 関西の訛りを効かせて若い方もつなげる。 それから運転手たちは千手観音のネタバレを始めたり、食品の安全について語り合ったり、 若い方がやたら突っ込んで話をして、年長の方がそれをいさめて進んでいった。 「そういや、運動は何やってんの?」 若い方が思いついたように突然僕に振る。 「やってませんね。バレー部をやめちゃいましたが」 「俺もバレー部だったんだよ。背が低いからっていうんで、ほとんどマネージャーとおんなじことやらされてたなあ」 「一緒じゃないですか」 思わぬ共通点に驚いて返事をした。 「あんたもか」 「背が低いのによおがんばったなあ」 「いや僕はやめちゃいましたって」 長い割にほとんどこの前のと中身が一緒という。 幻想即興曲が聞えてきた。運転手が言うには、耳の聴こえない人が弾いているらしい。 |